「未来心の丘」がある場所
未来心の丘がある生口島は、尾道から3つめの島です。(地図中オレンジの塗りつぶしの島)
生口島へのアクセス
未来心の丘がある、生口島へのアクセスついて、広島側からと今治側にわけて紹介します。
広島側からアクセス
- 高速道路を利用して車でアクセス:生口島北ICで高速を降りて約10分
- フェリーを利用して尾道あるいは三原からアクセス
- 高速バスでアクセス:瀬戸田BSで下車 瀬戸田BSから未来心の丘まで約5km
- 尾道からサイクリングでアクセス:約3時間
などの方法が考えられます。
愛媛側からのアクセス
- 高速道路を利用して車でアクセス:生口島南ICで高速を降りて約10分
- 高速バスでアクセス:瀬戸田BSで下車 瀬戸田BSから未来心の丘まで約5km
- 今治からサイクリングでアクセス:約4時間
などの方法が考えられます。
未来心の丘へ高速道路でアクセスするときは、ハーフインターなので注意
未来心の丘へ車でアクセスするときは、広島からであれば、生口島北ICを利用します。
愛媛県側からであれば、生口島南ICを利用します。
それぞれのインターチェンジは「ハーフインターチェンジ」といわれる、インターチェンジの形式で、注意が必要なんだよ。
ハーフインターチェンジとは
ハーフインターチェンジとは、一方向にしか乗降りができないインターチェンジの形式です。
広島から来た場合、生口島北ICで降りて未来心の丘へアクセスし、帰りも生口島北ICから高速に乗り、広島県側へ帰ることはできるんだけど、未来心の丘を見学したあと、「隣の大三島へ行こう」と思った場合は、生口島南ICまで一般道を走り、生口島南ICから高速道路へ乗る必要があります。
生口島北ICから高速に乗って大三島へは行けませんので注意が必要だよ。
尾道から自転車で「未来心の丘」へアクセスする場合は、船の利用もおすすめ
尾道からサイクリングで未来心の丘へ行く場合は、尾道から生口島の「瀬戸田」までフェリーの利用もおすすめです。
尾道から未来心の丘まで、サイクリングで行く場合は、約30kmほどあるので、3時間くらいはかかります。
未来心の丘や瀬戸田の観光を目的に行くのであれば、フェリーを使って、尾道から瀬戸田まで行ってしまえば、約1時間で瀬戸田まで到着することができます。
余った時間、行き2時間と帰2時間の合計4時間は、未来心の丘や生口島のサイクリングを楽しむことができるよね。
船で未来心の丘へアクセスすることも、選択肢のひとつとしてみてはいかがでしょうか。
2019年に就航したサイクルシップ「ラズリー」が快適と評判
尾道から瀬戸田へ行くには、2019年に就航した「サイクルシップ『ラズリー』」が、可愛くておしゃれで快適と評判です。
このラズリー、「サイクルシップ」というだけあって、自転車を持ち込んでも快適な船旅ができるそうです。
サイクルシップ「ラズリー」に、自転車を持ち込み、瀬戸田までアクセスするときの料金は以下のとおりです。
ラズリーの料金
- 尾道から瀬戸田:大人料金1200円(片道)
- 尾道から瀬戸田:子供料金600円(片道)
- 尾道から瀬戸田:自転車400円(大人・子供とも)(片道)
運行時間については公式サイトをご確認下さいね⇒瀬戸内クルージング「尾道から瀬戸田」
今治から「未来心の丘」のある瀬戸田へ船でアクセスは無し
尾道から未来心の丘は船を使ってショートカットで行けるんだけど、今治から船を使ってショートカットで「未来心の丘」へアクセスしようとした場合、直通の船でアクセスすることはできません。
今治から大三島の「宗方港」まで船で行き、宗方港からは大三島の外周道路を走って生口島へ入るという方法はあるけどね。
大三島の外周道路は、とってもきれいなサイクリングコースで、2ka-tsukaもお気にいりのコースなんだけど、かなりアップダウンもあるので、時間的な短縮はあまり期待できないかもしれませんね。
大三島の外周サイクリングコースの記事↓↓↓
今治から大三島(宗方港)への船の運行時間・料金など
今治から大三島の宗方港への料金については、2019年9月時点で以下のとおりです。最新の情報は公式サイトで確認してね。
- 今治から宗方港:大人750円(片道)
- 今治から宗方港:子供380円(片道)
- 自転車:250円(大人・子供とも)(片道)
運行時間は公式HPから確認下さいね⇒大三島ブルーライン株式会社
未来心の丘は「耕三寺」の中のエリア
2ka-tsukaがはじめて「未来心の丘」の写真をインスタで見たとき、「瀬戸田のどこにあるんだよ!こんなとこ、みたことないぞ」って思いました。
2ka-tsukaの場合、しまなみ海道の有名なところは、抑えているつもりでいたので、真っ白な大理石の写真をみたとき、どこにあるのか、全然わからなかったのでびっくりしたんです。
それが、いろいろと調べてみると、どうやら「耕三寺」の中にあるらしいというのがわかりました。そうです、未来心の丘は耕三寺の中にあるんです。
とても不思議な建築物が並ぶ耕三寺
耕三寺はとても「不思議な建築がならぶお寺」というのが、2ka-tsukaの印象です。
耕三寺を作ったのは、耕三寺耕三というかただということです。以下、耕三寺のHPから引用。
引用もと:耕三寺HP
「耕三寺」は、大阪の元実業家耕三寺耕三が慈母への報恩感謝の思いを込めて建立された浄土真宗本願寺派の寺院で「母の寺」と呼ばれています。
お母さんがわが子へ注ぐ慈しみに感謝しその縁に結ばれた家族に感謝しながら心を込めてご参拝頂けたらと思います。
お母様のために立てたお寺ということになり、15棟が登録有形文化財になっているということなのですが、これらの建築物、日本国内の建築物をまねて作られています。
例えば、耕三寺のシンボル「孝養門」は、日光東照宮の陽明門をまねたものなんだよね。
この「孝養門」を抜けると正面にあるのが、本堂になるんだけど、この本堂は「平等院鳳凰堂」をまねて作られているんだよね。
その他にも「五重塔」や「四天王寺の金堂」をまねたものなど、とにかく時代考証も建築様式もバラバラで、とても不思議な建築が並ぶお寺というのが、2ka-tsukaの耕三寺の印象なんだよね。
陽明門と平等院が向かい合ってるなんて、正直どのように評価していいのかわからないって感じじゃない?
これらの建築物の間を縫って奥に進んでいくと、真白は世界が見えてくる。
これが、未来心の丘というわけ。
未来心の丘は「大規模造形作品」と呼ぶものらしいです。作ったのは、坑谷一東というかたで、広島の「世羅」という花の栽培などに力をいれている場所の出身なんだって。「家族愛と湧き出る力をテーマにしている氏の作品は、初代住職が母の慈愛に報いんと耕三寺を建立したことと相通じるところがあります。
ということらしいです。
正直、未来心の丘に至っては、お寺というより「天使か神様」が似合うような建築物だって思うのは2ka-tsukaだけかな。
耕三寺の洞穴は是非子供たちにも見せてあげるといいなって思うんだ
この耕三寺の中で、是非子供たちにも見せてあげるといいなって思う場所がある。
それは、洞穴の中に、とっても怖い絵や、ものすごい石仏が並べられているんんだ。
とっても「怖い絵」は、このようなブログで紹介していいかどうか、わからないくらいの怖い絵です。
未来心の丘へ行ったら、あわせてこの洞穴「千仏洞」も行ってみるといいと思うよ。
耕三寺に対する建築家の評価
耕三寺に対する建築家の方の評価を、最後にご紹介しておこうと思います。
引用:広島の建築
このように、評価は難しいながらも、他では経験できない空間体験ができるのは間違いないので、建築好きならばとりあえず行くことをすすめる。なお、敷地内にある潮聲閣は県内に現存する最高級の邸宅というべき大傑作なので、忘れずに訪問するようにしたい。
他では経験できない空間を体験できるっていうことだけは、間違いないね。
未来心の丘の入場料など
未来心の丘の入場料は、耕三寺の入館料の中に含まれます。
施設の名前 | 耕三寺 |
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営業期間 | 拝観:9:00~17:00 |
休業 | 年中無休 |
所在地 | 〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553-2 |
交通アクセス | (1)尾道港から船で1時間、徒歩10分 三原港から船で25分、徒歩で10分。 |
(2)しまなみ海道 生口島北ICから車で10分 | |
入場料 | 大人:1400円、大学生:1000円、高校生:800円、シニア:1200円、小中学生:無料 入場料には、未来心の丘を含みます。 |