バス食堂「福ちゃん」は懐かしくてとっても美味しいノスタルジックなお好み焼き屋さん。

生口島のランチには「食べログ」や「ぐるなび」では「口コミ」が紹介されていねいけれど、おすすめのランチスポットがあります。バス食堂「福ちゃん」もそんなランチスポットのひとつ。このページでは、最近では珍しい「バス食堂『福ちゃん』」について、紹介したいと思います。

とっても懐かしい「バス食堂」

こんにちは、サイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)です。

 

しまなみ海道が好きすぎて、しまなみ海道の初心者のサイクリストの方に、はじめて行くしまなみ海道のサイクリングを満喫して帰って頂きたいと思って、このようなブログで紹介しています。

 

今回は、生口島にあるバス食堂「福ちゃん」をご紹介します。

 

バス食堂というのは、最近の人にはあまりなじみがないと思うけど、2ka-tsukaが子供の頃には、あちらこちらにありました。

 

最近では殆ど見ることがなくなりましたが、生口島の東外周道路、岩城島へ行くフェリー乗り場の近くには、現役で営業している「福ちゃん」というお好み焼きさんがあります。

 

 

 

福ちゃんでおすすめは肉玉入りお好み焼き600円成

福ちゃんのメニューは、お好み焼きや焼きそば、うどんなどがあるのだけど、一番のおすすめは「肉玉お好み焼き600円」(値段は訪問当時の値段です。)

 

 

アツアツの鉄板で出されるお好み焼き。

 

肉のほかにも「イカ天」や「お餅」なども入って600円。観光客価格の多い瀬戸田で、これは嬉しい。

 

しかもこのお好み焼き、時期によっては「小エビ」などもサービスで入れてくれるそうで、安くて美味しくてボリュームたっぷり。

 

福ちゃんは平成元年創業30周年を迎えました。

この福ちゃんの創業は平成元年だそうで、この日訪れたのは、たまたま「福ちゃん」の創業記念30周年の「翌日」でした。

 

で、女将さんから、「お祝いだから乾杯して行ってよ」と、今にもサービスで缶ビールを出してくれそうな勢いだったのですが、「やっぱそれはまずいけんね」とお断り。

 

たまたま一緒になった、サイクリストの人も、「それはまずいからやめとこう」とお断りをさせて頂きました。

 

 

 

バス食堂の中は、お世辞にも広いとはいず、はっきりいえば狭いので、一緒に入ったお客様と相席。自然とお話をするようになり、聞いてみると、このお二方、福岡から来たとのこと。

 

2ka-tsukaも福岡から単身赴任で、愛媛県に来ているので、福岡話で盛り上がりました。こんなところもバス食堂の魅力のひとつかな。

 

 

せっかくの30周年、ノンアルコールビールで乾杯してあげればよかったかなと、ちょっとだけ反省と後悔もありつつ、3人で「美味しいね。ボリュームあるね。」と喋りながら、大満足でお好み焼きを頂きました。

 

バス食堂に掛けた旦那様の夢を守る女将さん

このバス食堂、当時造船所に勤めていた、旦那様の夢だったそうです。

 

念願かなって平成元年に、このバス食堂をはじめることができたらしいんだけど、夢がかなって開業した旦那様は、てわずか二年で亡くなられたとのこと。

 

そのあと、女手ひとつでこのバス食堂を守ってきて30年。凄いなぁって思います。

 

お好み焼きをはじめたころは、「残す人が多くって、何がいけないんだろう」って一生懸命試行錯誤をして、今の味にまで到達したそうで、今では「誰も残さないよ」とケラケラ笑う女将さんは、見ているだけど、とっても楽しくなる女将さんです。

 

ちなみに、女将さんのお名前は「福ちゃん」ではないそうで、「美味しいものを食べて、みんな幸福になってほしいって思ってつけたから『福ちゃん』」と名付けたとのこと。

 

時期によって、サービスで小エビなども入れてくれるから、さらに美味しくなるんだって。

 

次はノンアルでお好み焼き食べて、遅ればせながら「31年目おめでとう」と乾杯してこようと思います。

 

お店の名前 福ちゃん
住所 広島県尾道市因島原町725
営業時間 10:30~19:30
定休日 不定休
お問い合わせ 0845-28-0250
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