しまなみ海道の初日の出絶景ポイント7選

しまなみ海道の初日の出の絶景ポイントを7選紹介します。いろいろなブログを見ると、しまなみ海道の初日の出の絶景ポイントとして紹介されているのは、「亀老山(きろうざん)」が多いですが、しまなみ海道の初日の出の絶景ポイントは、ほかにもあります。このページではしまなみ海道の初日の出絶景ポイント7選を紹介します。

しまなみ初日の出絶景ポイント(その1):亀老山(きろうざん)展望台

しまなみ海道の中でもっとも有名な展望台が、今治から二つ目の島「大島」にある亀老山(きろうざん)展望台です。

しまなみ海道の紹介をする、TV番組や動画の中でも、一番登場するのが、この亀老山(きろうざん)展望台です。

中でももっとも美しい情景だと、サイト管理人2ka-tsukaが思うのは、来島海峡大橋に夕陽が沈む頃の風景だと思います。

夕陽に照らされて、来島海峡大橋の影が海に伸びる。

夕陽が沈んだあとは、ライトアップされた来島海峡大橋の様子も、堪能することができます。(※ライトアップは時期によっては点灯されていません。

ライトアップされた来島海峡大橋

来島海峡大橋をバックに、この亀老山展望台からの写真は、インスタグラムで一番アップの多い、しまなみ海道の代表的な、展望スポットです。

来島海峡大橋をバックにした写真が代表的

亀老山(きろうざん)展望台からは、朝日も美しい展望スポット

この亀老山(きろうざん)展望台からは、朝日も美しい展望スポットです。

この写真を撮影したのは、3月に撮影したものです。

初日の出のときには、太陽はもう少し南寄りを通りますので、この写真の右側のほうからあがることになると思います。

初日の出のときの亀老山からの太陽の方向

初日の出の時に、亀老山(きろうざん)から見た太陽の方向を、シミュレーションをしたのが、下の図です。(※白いハイライトの方向が、亀老山展望台から見た、初日の出のときの太陽の方向です。

元日の初日の出の方向には、瀬戸内の島はなく、瀬戸内海の先にある、愛媛県の「土居」や「川之江」という方向から、初日の出があがることになります。

このあたりの地形は、狭い海岸に沿った平地で、そののすぐ奥は、四国山地が海に迫ってきているので、瀬戸内海越の四国山地から、初日の出があがるような景観になると思います。

亀老山展望台へのアクセスや細かい情報は、次のページも参考にしてみて下さいね。

亀老山はきつい。それでもしまなみ初心者には、是非登ってほしい風景が待っている。

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しまなみ初日の出絶景ポイント(その2):糸山公園展望台

9月頃の糸山展望台からの朝日

糸山公園展望台は、しまなみ海道最大の橋「来島海峡大橋」の背面から、日の出を眺めることができる、絶景のビューポイントです。

上の写真は、糸山公園展望台から見た、9月ごろの朝日が上る方向の写真です。

このときの朝日が上る様子を、タイムラプス動画に撮影してみましたので、よろしければご覧ください。↓↓↓

この動画をご覧頂けばわかるように、糸山展望台からみたとき、9月ごろに朝日が上る方向は、来島海峡大橋と朝日を撮影することができる、絶好の朝日の撮影ポイントなのです。

元旦に糸山展望台からみた初日の出はどこからあがる!?

夏の間は絶好の日の出の撮影ポイントですが、元旦の頃はどうでしょう。

実は、初日の出があがる時期には、この写真と比べると、随分と写真の右手側の方角から、初日の出が上ることになります。

ちなみに上の写真の9月頃だと、日の出の方向はこちらの位置です↓↓↓

これに対して、初日の出の方向をシミュレーションしたのが、以下の図です。

上で紹介した、9月時点の朝日の方向と比べると、初日の出の方向は、随分と南側に寄っているのがわかります。

初日の出の頃の太陽があがる方向

糸山展望台から、この初日の出があがる方向あたりを撮影した写真がこちらの写真です↓↓↓

残念ながら、糸山展望台からの初日の出は、来島海峡大橋の雄大な姿と、初日の出をひとつの写真に撮影するのは、難しそうな方角から、初日の出は上ることになりそうですね。

しまなみ初日の出絶景ポイント(その3):大角海浜公園「大角の鼻」

11月の「大角の鼻」から来島海峡大橋の日の出の様子

しまなみ海道の朝日の絶景ポイントの一つが、今治の「大角の鼻」です。

「大角の鼻」はとてもきれな浜辺がある「大角海浜公園」の、瀬戸内海へ突き出た場所です。

ここからは、来島海峡大橋越しに日の出の様子を写真に収めることができます。

上の写真は、「大角の鼻」から、11月頃に撮影した写真ですので、初日の出の頃には、太陽はもっと写真の右側からあがることになります。

つまり、来島海峡大橋の真ん中あたりから、初日の出が上るような写真を、撮影することができるというわけです。

初日の出のときの「大角の鼻」から見た太陽が上る方向

初日の出のときの、大角の鼻から太陽が昇る方向をシミュレーションしたのが、こちらの図です↓↓↓

この図をご覧頂けるとわかるように、上で紹介した11月中旬の頃の写真と比べると、随分と来島海峡大橋よりから、太陽が昇ることがわかります。

丁度、来島海峡大橋の真ん中から、初日の出はあがりそうです。

この、「大角の鼻」から見た初日の出があがる方向は、今回紹介する「しまなみ海道の初日の出スポット」として、かなりおすすめな撮影スポットと言えると思います。

しまなみ初日の出絶景ポイント(その4):ふるさと歴史公園(伯方島)

伯方島にある「ふるさと歴史公園」は、眼下に「伯方造船」という造船の工場と海という、造船業が盛んな「伯方島」ならではの風景を楽しむことができる絶景ポイントです。

「ふるさと歴史公園」は、伯方島の東側にあり、瀬戸内海を挟んで四国方面を眺めることができます。


伯方島は「伯方の塩」で有名であるとともに、造船業も盛んで、この「ふるさと歴史公園」は、造船業で栄えている様子を見ることができるモニュメントなども、屋外展示されています。

初日の出のときの「ふるさと歴史公園」から見た太陽が上る方向

初日の出のときの「ふるさと歴史公園」からみた、太陽の方向は以下の図のとおりです。

造船の工場の様子と、瀬戸内海の燧灘と、その背面にある四国の山々から上る初日の出を、写真に収めることができます。

しまなみ初日の出絶景ポイント(その5):船折瀬戸(伯方島)

船折瀬戸は伯方島にある、「船の舳先が折れるほどの潮の流れ」として知られる、しまなみのビューポイントのひとつです。

満潮と干潮の前後1時間くらいの間が、一番潮の流れが速く、このときは「ゴー」というほどの、潮の流れる音を聞くことができることもあります。

時間によっては船が進むのも難儀するほどの急流です。

船折瀬戸の展望台から瀬戸の先に初日の出を見ることができる

船折瀬戸は展望台になっていますので、この展望台から、瀬戸の先に初日の出があがるのを見ることができます。

船折れ瀬戸の展望台からの元旦の日の出方向は以下の図です。

ちょうど瀬戸の入り江の間から初日の出があがるのを見ることができるかもしれませんね。

船折瀬戸については過去記事で紹介していますのでよろしければご覧ください。

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しまなみ初日の出絶景ポイント(その6):白滝山(因島)

因島の白滝山は山頂に展望台があり、360度のパノラマビューを楽しむことができます。

白滝山には500羅漢があり、しまなみ海道の紹介する本などでも、取り上げられることの多い人気スポットです。

しまなみ海道の因島にある「白滝山」。五百羅漢のある景観は、行ってみて初めて分かる、登った価値のある風景だと実感しました。…

白滝山の展望台から東方向には瀬戸内の島々越しに初日の出を拝める

元旦の初日の出はこのくらいの角度から、もう少し写真左側からあがると思われます。

以下の図の方向になります。

因島の東側の海岸越しに初日の出があがるのを見ることができそうです。

因島 白滝山 登山のアクセス道路は2通り

因島 白滝山 登山のアクセス方法は2通りあります。

ひとつは「白滝フラワーライン駐車場 」から登る方法。

もうひとつは「白滝山登山口駐車場」から登る方法です。

「白滝フラワーライン駐車場 」はGW中はゲキ混みのアクセス道路ですが、元旦頃はそうでもないのかなと思います。

アクセスとすれば「白滝フラワーライン駐車場 」のほうが楽ですね。

しまなみ初日の出絶景ポイント(その7):積善山展望台

積善山はしまなみ海道とは少しはずれますが、「ゆめしま海道」の中の「岩城島」にある山です。

頂上には展望台があり、瀬戸内の島々を望むことのできる360度のパノラマ絶景です。

ここからながめる瀬戸内海の島々は、サイト管理人2ka-tsukaも大好きな風景のひとつです。

桜のシーズンには「島が沈む」と評されるくらい観光客が訪れる

積善山はお花見のスポットとして、地元ではもっとも愛されている桜の絶景スポットです。

尾根に植えられた桜は、「まるで天女の羽衣」のように、島をふんわり包み込みます。

桜のシーズンには「島が沈む」といわれるほどの、観光客が訪れます。

瀬戸内の島々越しに四国山地まで見通すことのできる絶景

上の写真↑↑↑の中で、白い雲の中に影のようにみえるのは四国山地です。

積善山の展望台からは、瀬戸内海の島の先にひろがる海のかなたには、四国山地を見ることができます。

元旦にはこちらの方向から初日の出があがるのを見ることができます。

積善山へのアクセスはこちらの記事を参考にしてみて下さいね↓↓↓

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最後までご覧頂きありがとうございました。

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