亀老山はきつい。それでもしまなみ初心者には、是非登ってほしい風景が待っている。

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亀老山の上り坂はきついです。

特にサイクリング初心者の方にとっても、とってもきついと思います。

それでもサイト管理人2ka-tsukaとしては、是非立ち寄って欲しい、しまなみ海道サイクリングの絶景スポットなのです



トリップアドバイザーで亀老山(きろうざん)は国内第二位の展望台

しまなみ海道の6つの島の中で、亀老山(きろうざん)は、今治側から二つ目の島、大島にあります。

大島地図

亀老山(きろうざん)は、トリップアドバイザーの「行ってよかった国内の展望台2017」で第二位に選ばれた、とっても評価の高い展望スポットです。

トリップアドバイザーより引用

口コミ評価をもとに集計した日本の展望スポットランキングです。 誰もが知る有名スポットから、人々にあまり知られていない隠れた名スポットまで、日本全国から様々な展望スポットがランキングに登場しました。

https://tg.tripadvisor.jp/news/ranking/lookout_2017/


亀老山は初心者のはきついと思いますが Edit

亀老山は初心者のサイクリストにとっては、相当きついコースであることを覚悟が必要だと思います。

それでも途中から歩いて上ったとしても1時間ほどで登れますから、頑張って登ったほうがいいと思います。

がんばって登りきったときには、感動的なしまなみ海道の島々を見渡せる、パノラマビューが、目の前に「バーン!!!」という感じで広がります。

画像の説明
10月頃の夕焼けの様子

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3月ごろの夕焼けの様子。橋の影が海に映り込んでとっても壮大な景観になります。

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展望デッキで夕焼けを楽しむ人々


とってもきつい亀老山、自転車を押して上っても全然大丈夫!!! Edit

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自転車を押して上るサイクリングベテランと思われるサイクリストたち

とってもきつい亀老山の登り坂。

亀老山の標高は307m

亀老山への登り坂の距離は約3km

平均の勾配が約13パーセントということです。

この「平均勾配13パーセントの登り坂」で「延長距離3km」というのは、なかなかきつい登り坂です。

普段から「坂大好き」と「ヒルクライム」大好きなサイクリストであればまだしも、一般の人にとっては、かなり厳しいと思います。

画像の説明
坂好きには何てコトないでしょうが、普通の人はとっても厳しいです。

なので、亀老山展望台へはゆっくり自転車を押して上りましょう。

いくら「きつい亀老山」といっても、ずっときついわけではありません。

部分的にはきつい登り坂の部分があったり、少し緩やかな部分があったりします。

それぞれのペースに合わせて、自転車に乗ったり押したりしながら、登ればいいんです。

「押して上ったらなんだか恥ずかしい」なんて思わなくて大丈夫。

何年もサイクリングを楽しんでいるような、ベテランのサイクリストの方でも、押して上っているのは、よく見られる風景なのですから。


亀老山の坂を上るのにかかる時間

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途中の案内板がはげましてくれます。

亀老山の坂を上るのにどのくらいの時間が掛かるかは、もちろん各人の脚力に関わるところです。

参考までに、私がまだサイクリングをはじめたばかりで、ろくろくしまなみ海道を走ったこともないとき、いきなり亀老山へ挑戦し、途中で何度も自転車を降りて押しながら登ったときに掛かった時間が

約一時間

でした。

初心者の方やファミリーの方の参考にして頂ければと思います。



登りきった先には、「日本一の藻塩アイス」が待っている。

画像の説明
日本一の藻塩アイス

とってもきつい亀老山。

かんばって登っていきましょう。

がんばって登った先には、とっても美味しい「日本一の藻塩アイス」と、感動的な亀老山の絶景が待っています。

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お気に入りのフォトスポットから



とっても恰好いい亀老山展望台。設計は「隈研吾」さん。

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しまなみ海道ではあまり見られない、斬新な展望台の設計は建築家の「隈研吾」さん

この亀老山(きろうざん)展望台。山を掘りこんだ中に、コンクリートの構造物が埋め込まれた形で、とっても斬新な設計になっています。


この亀老山(きろうざん)展望台、設計したのは建築家の隈研吾さん。

そうです、2020年東京オリンピック・パラリンピックに陸上競技場の設計をしている建築家の先生です。

nippon.comさんより引用

1964年の東京オリンピックで丹下健三さんが設計した代々木体育館を見て建築家を志した隈研吾さん。そんな彼が、2020年の東京オリンピックの新国立競技場の設計を行うことになった。世界を舞台に活躍する建築家が、新国立競技場の設計に込めた思いを語る。

https://www.nippon.com/ja/people/e00101/


そんなすごい先生が、このしまなみ海道の建築に携わっていたとは感激です。

ちなみみ、この亀老山(きろうざん)展望台への隈研吾氏の想いは、以下のように紹介されています。

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隈研吾建築都市設計事務所HPより引用

瀬戸内海の大島の山頂で、「建築を消そう」という試みを行った。計画地である亀老山の山頂は水平にカットされ、公園として整備されていた。その部分をもとの山頂の地形に修復し、植栽をほどこし、その地形にスリットをあけ、その中にひと続きのシークエンスを持った展望台を埋蔵した。オブジェクト型、凸型の建築に対し、凹型の孔のような形状を有する、「見えない建築」を提案した。

https://kkaa.co.jp/works/architecture/kiro-san-observatory/

亀老山展望台01

 

大きく掘り下げられたアプローチ階段から続き展望台は、周りから見えないように、景観に配慮して作られたということなんですね。

亀老山展望台03

とっても素敵な展望台ということで、カップルにも人気の場所というわけなのです。



展望台よりもおすすめ「張り出しデッキ」

この亀老山(きろうざん)展望台よりも、サイト管理人2ka-tsukaがおすすめなのは、展望台より一段下がったろころにある、展望張り出しデッキです。

亀老山張り出しデッキ位置図

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少人数用

画像の説明
大人数用

この張り出しデッキですが、大人数が入れる大きいものがひとつ、少人数が入れる小さいものが4つあります。

 

この張り出しデッキ、道路から空中に張り出すように飛び出て設置されています。

 

しかも、構造はいたってシンプル。

 

なので、より自然や風景の一体感を感じられて、サイト管理人2ka-tsuka的にはこちらの張り出しデッキのほうが好みです。

 

また少人数用のデッキのほうは、二人が入ると、他の人はなかなか入りづらい空間です。

 

張り出しているドキドキ感と、二人のプライベート空間を作れる張り出しデッキは、カップルの方におすすめだと思うのです。

 



「亀老山はきつい。それでもしまなみ初心者には、是非登ってほしい風景が待っている。」まとめ

亀老山の登坂は確かにきつです。なので、ゆっくり登っていきましょう。

亀老山から見る来島海峡大橋の絶景は、実は展望台付近までたどり着かないと、見ることができません。

普通の展望台であれば、展望台までの坂の途中から「ちらちら」と周辺の様子を見ることができる場合が多いですよね。

でも、この亀老山(きろうざん)の場合、登坂の周囲はずっと木々に囲まれていて、周辺の様子を全く見ることができません。

画像の説明
周りは樹木だらけで、周囲の見通しはききません。

展望台付近に行っていきなり「バーン」という感じて視界が一気に開けて、来島海峡大橋を含む絶景が、目の前に飛び込んできます。

この目隠し効果による、驚きと感動は、実際に行った人でないと、わからないと思います。

亀老山はきついけど、しまなみ初心者の方や、普段自転車に乗り慣れていないファミリーの方にも、是非登って欲しいと思うのです。

 

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