このページでは、しまなみ海道サイクリングのモデルコースとして、初心者の方向けへ「尾道からしまなみ海道サイクリング。初心者向けモデルコースは?」ということで、紹介したいと思います。はじめてのしまなみ海道のサイクリングの、参考にして頂けますと幸いでございます。
尾道からは、自転車をレンタルして、朝9時には出発しよう。
はじめてのしまなみ海道サイクリング。朝9時ごろには、尾道から出発したいですね。
マイ自転車をお持ちでない方は、尾道駅前のレンタサイクルターミナルで自転車をレンタルして、出発ということになると思います。
尾道のレンタサイクルターミナルは、尾道駅からすぐ近くにあります。
尾道で自転車をレンタルするには、
尾道で自転車をレンタルするには、ふたつの方法があっります。
- 公共のレンタサイクルターミナルを利用する。
- 民間のレンタサイクルを利用する。
この二つです。
しまなみ海道のレンタサイクルについては、別のページで詳しく紹介していますので、参考にしてみて下さいね。
このページでは、しまなみ海道のレンタサイクルの情報を紹介します。しまなみ海道でレンタサイクルはどこで借りられるの?おすすめのレンタルスポットは?レンタルするときの注意点は?などしまなみ海道のレンタサイクルの注意点を紹介します[…]
尾道から向島へはフェリーで渡ろう
尾道から「しまなみ海道サイクリング」の最初の島、「向島」へ渡るには、橋は使いません。向島へ渡るためには、フェリーを使います。
尾道と向島を結ぶ橋は「尾道大橋」と「新尾道大橋」という二本の橋があります。ですが、「新尾道大橋」は高速道路の橋で、自転車は当然走れません。
「尾道大橋」は人と自転車も走れますが、歩道が極端に狭く、交通量もとても多く危険なので、避けた方がいいです。しかも、尾道駅からも遠い!!
尾道からの向島へのフェリーはどこがおすすめ?
尾道から向島へのフェリーは3箇所から出ています。そのくらい、この「尾道から向島」を結ぶルートの利用者の方がとっても多いということなんですね。
3本のフェリー、どこのフェリーも、5分から10分おきくらいに、始終運航しています。
「フェリーで行く」なんて聞くと「面倒だな~」と思ってしまいがちですが、都会のバスと同じくらいの頻度で出ています。
フェリーに乗っている時間も、わずか5分ほどですので、こちらのフェリーを使いましょうね。フェリー料金も70円から110円(自転車輸送費混み)ととってもリーズナブル。
お値段の違いは、運行航路の長さによって、若干差があります。
で、この3本のフェリーですが、どのフェリーでもいいかというと、実はおすすめのフェリーがあるんです。
そのフェリーは、一番東側にあるフェリー乗り場。googleマップでは、「尾道渡船フェリー乗り場」という表記になっています。
このフェリーに乗ると、向島の最初のおすすめ立ち寄りスポットがあります。
映画「あした」で使われた、尾道出身の大林宣彦監督の作品「あした」で登場した「浜の待合所」ロケセットの建物と、昔ながらの「ラムネ」を体験できる「後藤鉱泉所」です。
「浜の待合所」ロケセットは、ちょっと残念な立ち寄りスポットかな・・・
フェリー乗り場から降りてすぐ、この「浜の待合所」のロケセットがあります。
今は、バス停として使用されているそうです。だけど、まあ、あまり・・・( ;∀;)
ちょっとがっかりするかもしれないので、いや、きっとがっかりして、最初のしまなみ海道の印象が残念なものになってしまうと思うので、外観を写真を撮るくらいにして、後藤鉱泉所へ向かいましょう。
昔ながらの製法にこだわって、瓶の中のビー玉も懐かしい「後藤鉱泉所」
フェリー乗り場から自転車で5分ほど走ったところに、この後藤鉱泉所という「ラムネ」の製造・販売のお店があります。
少し薄暗い店内に入ると、そこはもうもろに「ザ・しまなみ」的な異次元空間。
昔ながらの土間で、これまた昔ながらの冷蔵庫から、ラムネを取り出しながら、店主の「後藤さん」が「どこから来たん?」とコテコテの尾道で話しかけてくれます。
この後藤鉱泉所。創業は昭和5年。現在の店主の「後藤さん」は、3代目のご主人だそうです。
店内のぶっとい柱のおかげで、今でも寸分の狂いもない店内は、レトロ感たっぷりで、「これぞ『しまなみ』(私の勝手な印象)」なのです。
一時は、コンビニのペットボトルの清涼飲料水に圧されて、経済的に厳しい時代もあったとのことですが、今では「北海道からの方もわざわざ立ち寄ってくれるんよ」と、コテコテの尾道弁で話しかけてくれました。
テレビでも取り上げられたということもあり、最近では大人気。
コテコテの尾道弁に触れるためにも、絶対に立ち寄ることをおすすめする、最初のしまなみのスポットなのです。
後藤鉱泉所 | |
住所・場所 | 広島県尾道市向島町755-2 |
電話番号 | 0848-44-1768 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
定休日 | 不定休 |
アクセス | 尾道渡船(向島側)から自転車5分・徒歩7分 |
向島では、サイクリング初心者は西側ルートがおすすめ
後藤鉱泉所でラムネを楽しんだのちのおすすめのモデルコースは、西側のルートです。
東側のルートは多少アップダウンもあるので、自転車に慣れていない人は、西側のルートの方がほぼフラットなので、おすすめします。
上の地図で”C地点”からは、しまなみ海道の最初の橋「因島大橋」を見上げる絶景のスポットです。
因島大橋は、「これぞ橋!!」といった風情のある、堂々としたトラス橋(3角形の骨組みを組み合わせた形式の橋)です。道路から見上げる分にはすばらしい橋です。
ただ、この因島大橋ですが、登ってしまうとトホホな橋なのです。
因島大橋がトホホな理由と、しまなみ海道のおすすめな橋ランキングを、別ページで紹介しているので、よろしければ見てみて下さいね。↓↓↓
向島でおすすめのランチなら「立花食堂」
このページで紹介している、しまなみサイクリング初心者のモデルコースでは、尾道を出発するのを午前9時という設定にしています。
午前9時に出発すると、この因島大橋をくぐるころには、午前11時頃になっていると思います。
そろそろランチのことも考えたいですね。
ちょっと早めの時間でランチを摂るのであれば、この因島大橋を過ぎてすぐ、因島大橋への登り口への曲がり角に、女性に大人気の「立花食堂」というランチスポットがあります。(上の地図中D)
立花食堂の営業時間は11時から
この立花食堂、営業開始時間が11時からです。営業開始時間には、小さな行列ができるほどの、女性に大人気のランチスポットです。
レストランの営業時間は11時からですが、それより前に敷地内には入ることができます。
敷地内ではショップでは100パーセントのオレンジジュースを飲めたり、足湯があったりします。
敷地内の芝生は綺麗に刈り揃えられていて、フェニックスが植えられていて、リゾート気分満載。
敷地内はとてもゆったりとした空間で、ショップにはオーガニックな商品や、可愛い小物など販売されているので、女性にとっては、とっても楽しい時間を過ごせるのかもしれませんね。
とってもヘルシーな立花食堂のランチ
立花食堂のランチはとってもヘルシー。
なので、オヤジサイクリストのサイト管理人2ka-tsukaとしては、正直「サイクリングの前は、もっとがっつり食べたいよ~」というのが本音ではあります。
立花食堂でインスタ映えを狙うならテラス席がおすすめ
立花食堂で「インスタ映え」を狙うのであれば、テラス席がおすすめです。
ランチメニュー自体は、ヘルシーな内容なので、正直言って「地味」です。
なので、テラス席からヤシの木などを背景に撮影すると、映えると思いますよ。
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「因島大橋」を渡って因島へ
立花食堂を曲がったら因島大橋への登り口があります。
いよいよ「しまなみ海道らしい橋からの眺望を楽しめる」と思ったら大間違い。
実は因島大橋からは、殆ど海を見ることができません。因島大橋の残念な点は、こちらのページをどうぞ↓↓↓
サイクリング初心者さんは右へ曲がりましょう。
さて、因島大橋を渡って因島の外周道路へ到着したら、初心者のサイクリストは右へ曲がりましょう。
サイクリングの目印であるブルーラインも、右側へ行くようにラインが引いてあります。
右側へ曲がると、初心者へおすすめの、ほぼフラットな海岸線のサイクリングを楽しむことができますし、しまなみの大人気スイーツの「はっさく屋」さんも右側へ曲がってしばらく行ったところです。
坂大好き中級~上級者は左へ曲がりましょう
反対に、「しまなみははじめてだけど、サイクリングは中級以上だよ。坂大好きだ~!」という方は、迷わずに左へ曲がりましょう。
ブルーラインは引いていませんし、高低差100mほどの、かなりきついアップダウンはありますが、その分、峠から見る、綺麗な風景を楽しむことができる、絶好のロケーションです。
ただし、きついですからね。
自信のない人は、右折しましょうね。次の記事はこちら↓↓↓
因島のおすすめコース