大島から伯方島への行き方。ここは外せない伯方島のおすすめ立ち寄りポイント。

今治から大島を走り大三島まで向かうサイクリングコースの場合、伯方島は通過導線になりやすい島です。なぜなら、伯方・大島橋を降りて、次の大三島橋までへ向かう区間、伯方島では、わずか3kmほどしか、伯方島に居ないからです。せいぜいサイクリストが立ち寄るのは、「道の駅 マリンオアシス伯方」くらい。ところが、この伯方島、立ち寄ってみると意外に興味深い場所があるんです。このページでは、伯方島の魅力ある立ち寄りポイントについて紹介したいと思います。

伯方島ってどんなとこ?

伯方の塩で有名な伯方島ですが、実は伯方の塩の工場は、大三島へ移転してしまっています。

 

「じゃあ、伯方の塩ラーメンとかも、伯方の塩じゃなくて、大三島の塩じゃん」

 

とかの声も聞こえて来そうですが、それは置いといて・・・、実は伯方島は、しまなみ海道のいろんなシーンが、ギュギュっと凝縮された、魅力的な島なんです。

写真引用:伯方島から大三島橋の夕景インスタグラムより

 

伯方島の一周の距離

伯方島は小さな島。伯方島の一周の距離は20kmほど。単純に走るだけであれば、1時間もあれば回れてしまう。あちらこちらへ立ち寄るとするとしても2時間ほどだよね。

 

この20kmの間に、伯方島はしまなみ海道を凝縮したような風景が、あちらこちらにあるんです。ということで、このページでは、伯方島のおすすめスポットについて、紹介したいと思います。

 

伯方島のおすすめ立ち寄りスポットマップ

サイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)が立ち寄ったところで、「伯方島のここは是非行って欲しい」って思うところを、マップに落としてみました。

 

マップにしてみて思ったことは、「お~、伯方島って、結構いろいろとあちらこちらに、立ち寄りスポットがあるじゃん」ってことです。

 

伯方島って通過導線になりやすいです。(普通は③から⑳のほうへ抜けてしまう。)

 

だけど、なかなかどうして、反対方向をグルっと回って伯方島を一周すると、伯方島ならではの風景が楽しめるところがあるんだなって思います。

 

それでは、順を追って説明して行きましょう。

 

①マリンオアシス伯方

伯方島へ来たら、まずは多くの方が立ち寄るのが、伯方島の道の駅「マリンオアシス伯方」。

 

お土産屋さんもあるし、伯方の塩ソフトも売っている。お弁当なんかも売っているから、伯方島のどこか気に入った場所でお弁当を広げるのもいいね。

 

写真の右側にうつっている、金属の人型もモニュメントは、実はサイクルスタンド。

 

このサイクルスタンドは、サイクルスタンドのコンテストで優秀賞に輝き、しまなみ海道の「愛媛県側」に6体あるよ。名前は「6人のシクロツーリスト」。

 

インスタとかで大三島のサイクリストの聖地碑の横にある、4人のシクロツーリストに自転車を載せて撮っている写真があるけど、実はあれば「レプリカ」。

 

本物は、しまなみ海道のあちらこちらの、眺めがよいところに点在しているんだよ。

 

その中の一つが、この伯方島にある「mr。hakatajima」。他の5人がどこにいるかは、探してみてね。

 

②「ドルフィンファームしまなみ」

伯方島 の「 ドルフィンファームしまなみ 」は、サイクリング の立ち寄りスポットとしてとってもおすすめ。このような施設って、「高い」ってイメージが無い?

 

実はこの「ドルフィンファームしまなみ」、入場だけであれば500円とお値打ち。目の前でイルカを眺めることができるんだよ。しかも最近は赤ちゃんイルカが産まれて、公開されている。

 

 

お母さんイルカに寄り添いながら泳いでいる姿はとっても微笑ましく、あちこちから歓声があがるよ。

 

特におすすめは、モグモグタイム。飼育スタッフがエサをやりながら「芸」を教えるのを、芸をするイルカを目の前で見ることができるよ。モグモグタイムは、時間が決まっているから、あらかじめ施設に確認するのがおすすめです。

 

 

 

【関連記事】

「ドルフィンファームしまなみ」については、以下の関連記事でも紹介しているので、併せて読んで下さいね。↓↓↓

 

 

しまなみ海道でイルカと触れ合えるドルフィンファームはファミリーサイクリングにイチオシの立ち寄りスポット

 

③入日の里

伯方島に「入日の里」という、夕日がとってもきれいに見える場所があるって知ったのは、伯方島に「どこでもドア」が出現したのを聞いてから。

 

このどこでもドア、今年のGWあたりから、「なんだかおもしろそうなことをしている人がいる」ということで、サイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)は会いに行って来た。

 

その「どこでもドア」がGW中に設置されたのが、「入日の里」という場所。

 

投稿者さんの許可を頂いて掲載しています。

 

この「入日の里」、あまり知られていないけど、夕日がとてもきれいらしい。

 

写真引用:【伯方島 観光】 私が選んだ裏スポット7選!!さま

 

実はサイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)はまだ行けていないのだけど、近日中に行って、写真をアップしたいと思います。

 

サイト管理人2ka-tsukaも行ってみました。

 

とってもきれいな夕陽を見ることができましたよ。こんないいところ、知らなかったのがもったいないです。

 

 

④見近島キャンプ場

伯方島・大島大橋の途中から、「見近島」というキャンプ場がある島に降りることができます。

 

このキャンプ場、とっても清潔で広々としていて綺麗なキャンプ場です。

 

 

しかもキャンプ場の目の前は、伯方島のきれいな海。

 

こんなキャンプ場、なかなかほかではお目に掛かれない・・・ってこともないか、しまなみ海道の場合、結構このような「目の前が海」というキャンプ場はあるかも。

 

 

このキャンプ場、伯方島・大島大橋のすぐわきにあるので、探検してみると、トンネルをぬけるとちょうどキャンプ場の反対側に出れたり、橋を下から眺めたりできる、ちょっと冒険心をくすぐるキャンプ場でもあるんです。

 

 

 

⑤鶏小島キャンプ場

 

「船も折れる」ということで海上交通の難所として知られている「船折れ瀬戸」に続くキャンプ場。

 

船折れ瀬戸を眼下に見下ろすキャンプ場は、とてもきれいに整備されている。

 

鶏小島とは、

 

引用もと:ウィキペディア

島名の由来は、神功皇后が三韓征伐の帰途、伯方島の有津の浜で休んでいたところ、三韓から持ち帰った金鶏がこの島に逃げ込み住み着いたという伝説による。このため、元日に「トーテンコー」の鳴き声を聞くと幸運に恵まれるという言い伝えがある。

 

 

 

 

デッキ事にテントを張ることができるので、テント生活は最高なことでしょう。

 

デッキごとに釜戸が設置されていて、驚くべきことに電源まで準備されているそうです。

 

 

 

⑥船折瀬戸

 

船の舳先も折れると恐れられた、海上交通の難所がこの船折れ瀬戸です。もっとも潮の流れが速くなるのは、満潮と干潮の1時間前後。

 

この頃、是非行ってみて欲しい。

 

ゴーという潮の流れの音は、この船折瀬戸でしか聞けないと思う。

 

船折瀬戸の潮流がハンパない。「ゴー」っという潮の流れを体感して欲しい。

 

 

 

⑦パティスリー・ティーズカフェ 玉屋

 

伯方島でとっても有名はスイーツスポット、パティスリー・ティーズカフェ 玉屋さん。

 

このパティスリー・ティーズカフェ 玉屋さんを目的に、サイクリングルートの設定をする人もいるとか。

 

オーシャンビューの席からは、海を見ながらおいしいケーキと香り高いコーヒーで、とってもほっとした時間を過ごすことができるよ。

 

地元のブルーベリーや果実を使ったケーキやパフェは、とっても大人気なのがパティスリー・ティーズカフェ 玉屋さん。

 

77歳の母親が、「これはおいしい」とペロリと食べてしまったパフェ。

⑧お好み焼き「たんぽぽ」

ほんわかした雰囲気のお好み焼きやさんが「たんぽぽ」さんなのだそうです。

 

ここでおすすめなのは、「タコ入りスペシャル広島風お好み焼き」ということ。

 

なんでも、女将さんのお父さんが地元で釣り上げた正真正銘の「地ダコ」を使ったお好み焼きなんだって。

 

サイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)はまだ行ったことがないので、体験し次第アップします。

 

⑨イマイ流かぁちゃん亭

 

こちらも、伯方島では有名なお好み焼き屋さん。

 

訪れてみたのだけど、どこかで出張販売しているとのことだった。

 

しまなみ島走ブックの中では、次のように紹介されている。

 

浅草キッドの玉袋筋太郎に「今まで食べた焼きそばで一番うまい」と言わせた店。一番のおすすめは、B級グルメで話題の大三島ソースオムそば500円。

 

しまなみ海道の初心者サイクリングのおすすめの本

 

 

⑩沖浦ビーチ

伯方島の中で特にサイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)のお気に入りが、この沖浦ビーチ。

 

海水浴シーズン以外は、全く人のいない、約1kmの自然の砂浜。

 

海の水の透明度がハンパない。

 

とっても開放感のある砂浜で、時間を忘れてゆっくりしてみては。

 

近くにトイレもあるよ。

 

⑪塩ラーメンの店さんわ本店

伯方島では有名な「塩ラーメン」のお店。

 

サイクリストには人気ということで、行ってみた。

 

伯方の塩ラーメンと、タコ飯やおにぎりを一緒に頼むのがおすすめ。

 

ラーメンだけだと、これからがっつり走ろうという人には、ものたりないと思う。

 

⑫伯方造船を見下ろすことができる歴史公園

 

目の前で、巨大な船が建造されているのを見ることができる。この日は、まだ船底の部分だったので、それほどの迫力は感じなかたったけど、目の前に巨大な船の建造中の様子を見ることもできるそう。

 

 

タイミングがあえば、進水式の様子も見ることができるんだって。

 

⑬伯方化学・伯方塩業

海に飛び出た半島にあるのが「伯方工業」と「伯方塩業」という工場。

 

夜になれば、「工場夜景」が見られるのかなぁ?

 

 

⑭大角豆島(ささげじま)

 

伯方島のエンジェルロード「大角豆島」。この漢字「ささげじま」と読む。

 

普段は、海で隔てられているこの島が、干潮と満潮のときにのみ、島に渡ることができるエンジェルロードが現れる。

 

4月から7月の大潮の日がおすすめということだけど、他の月でも干潮のときは、エンジェルロードを見ることができるらしい。

⑮どこでもドア(鎮守の森)

2019年のGWに、伯方島の話題をかっさらったのが、このどこでもドア。

 

島内の、「開山」や「入日の里」など、おすすめの立ち寄りポイントに急に現れ、「あれはなんだ」っということになった。

 

この「どこでもドア」、今は「鎮守の森」で休憩中。

 

この鎮守の森が、実に興味深い活動をしている。

 

芸大の卒業生が、子供たちと一緒になって、アートの学習会などを開催しているらしい。↓↓↓

 

 

その活動の一つが、屋根に飾られているのが、子供たちの作品。

 

 

この場所、月曜日と金曜日は、どこでもドアの設置主さんが居るので、声を掛けて中に入らせていただけるそうです。

 

その他の日は、「サイクルオアシス」になっているので、トイレなどは利用できるそうですよ。

 

 

伯方島の「どこでもドア」は現在メンテナンス中でサイクルオアシスで休憩中

 

⑯喜多浦八幡神社

上で紹介した「鎮守の森」のすぐそばに、「喜多浦八幡神社」と呼ばれる神社がある。

 

この神社、建立が673年とのこと。

 

境内には江戸時代に建てられたという芝居小屋もあり、今でも現役で利用されているそう。

 

鳥居のそばにある、亀の形をした大きな石は「愛染どんす」とよばれ、縁結びの神様で、触れるとご利益があるらしい。

 

 

⑰多々羅大橋絶景の海岸

 

外周道路から少し入ると、人が全然いない海岸がある。

 

この海岸から突き出た護岸からは、多々羅大橋を正面に見ることができる。

 

護岸はとってもすべりやすので、ピンディングシューズは注意だよ。

 

⑱開山

開山公園は、しまなみ海道の中でも、1位、2位を争う、絶好のお花見スポット。

 

サクラが咲く時期は、車の渋滞がハンパない。

 

それでも、絶対にみるべき価値のある風景。

 

あたり一面がサクラに染まる様を、展望台の上から眺めると、まるでサクラの絨毯の上に居るような感覚になる。

 

しかも、遠くには、しまなみ海道を代表する「多々羅大橋」や「大三島橋」、「大島・生口島橋」まで見られるのだから、しまなみ海道好きにはなんともたまらない、絶景ポイントなんです。

 

 

⑲大三島橋絶景スポット

開山公園への登山ルートは、二か所ある。

 

その一つが「熊口港」からのアプローチ。

 

この熊口港から、正面に大三島橋を望むことができる。

 

冬には、大三島橋を正面に、夕日の沈む様子を撮影する人が、沢山訪れる絶景のスポットらしい。

 

「転落注意」ではなく「転落」看板。

 

転落の名所なのだろうか?

 

⑳しまなみ造船

 

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㉑宝股山(ほこさん)

 

 

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大島から伯方島への行き方。ここは外せない伯方島のおすすめ立ち寄りポイント。まとめ

伯方島の立ち寄りポイントを地図におとしていたら、「通過導線になりがちな伯方島、実はみどころがいっぱいあるんじゃない」と思えたので紹介してみた。

 

まだ、サイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)も行けていない場所もあるので、このページはもっと充実していきたいと思っています。

 

特に島の人が活動の場として公開している「鎮守の森」はとっても手作り感満載だけど、とっても興味深い場所。

 

さすが芸大卒生が関わっているだけあると感心させられる場所。

 

是非おとずれてみてほしい場所である。

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