しまなみでイルカを目の前で見て触れ合いもできるドルフィンファームの場所は?
しまなみでイルカと触れ合うことのできるドルフィンファームは、伯方島マリンオアシスのすぐとなりにあります。
伯方島マリンオアシスは、サイクリストにとってちょっと休憩して、塩ソフトアイスを食べて、次の目的地へ向かうといった、休憩スポット的な位置づけになっています。
すぐわきに、こんな素晴らしい場所があるのに、ほとんどの人は見もしないで通り過ぎます。
私は知人に、「しまなみにイルカと触れ合える場所があるの知ってる?」と聞いたところ、殆どの人が「知らない」との返答が返ってきました。
こんなに素晴らしい施設なのに、愛媛に住んでいる地元住民はあまり知らないのです。
何を隠そう、私も今回利用するまでは、立ち寄ろうとはしませんでした。ということは、
しまなみドルフィンファームは「宣伝が足りないんじゃないの!!!」
と思ってしまいますね。
今治からしまなみドルフィンファームまで、サイクリングでかかる時間
しまなみドルフィンファームは、「伯方の塩」で有名な「伯方島」という、しまなみ海道で一番小さい島にあります。
伯方島へは、今治からサイクリングで行こうとすると、来島海峡大橋を渡り、大島を縦断し、その隣が伯方島です。
距離にして片道約20kmあまり。時間にして片道約2時間半というところでしょうか。
お子様連れのサイクリングでは、ちょっときついかなぁ~。という距離ではありますね。
大人であれば、ゆっくりとあちらこちら立ち寄りながらいったとしても、2時間弱では到着できると思います。
大三島から「ドルフィンファームしまなみ」へ掛かる時間
サイクリストの聖地、大三島の「多々羅しまなみ公園」から「ドルフィンファームしまなみ」へは、距離はわずかですので、ファミリーのサイクリングには、大三島からアクセスするというサイクリングコースもおすすめですね。
多々羅しまなみ公園についての情報はこちらをご覧くださいね↓↓↓
距離にして10kmほどですので、ファミリーのサイクリングでは丁度よい距離ではないでしょうか。
大三島大橋もわたることができるので、橋からのながめも楽しむことができますね。
イルカとどのような触れ合いができるか動画で紹介
それまで、「しまなみにイルカと触れ合える場所がある」という情報は掴んでいたものの、なんとなくあまり積極的に行こうと思わなかった私が、今回このドルフィンファームへ行こうと思ったのは、両親を連れて行こうと思ったからです。
最近いろいろと病気を患っていて、少しふさぎ気味だった両親を、少しでも気分転換できるのではないかと思ったからです。
その試みは大成功でした。
イルカと身近に触れ合い、餌やりなどを体験した両親は、素晴らしい気分転換になったようで、子供のようにはしゃぎ、帰りの車の中でも、イルカの話題で持ち切りだったのでした。
イルカとのふれあい体験の料金
このイルカと触れ合うことのできる、しまなみドルフィンファームの利用料金ですがそれほど高くありません。
なんとなくこのような施設だと、イメージ的に「1500円くらいかな~」と思っていたのですが、なんと500円で、すぐ目の前でイルカたちを、見学することができるんです。
メニュー | 内容 | 大人料金 (中学生以上) |
子供料金 (4歳以上) |
備考 |
見る(watch) | 桟橋から間近でイルカを見るプランです。 見るだけと言っても、本当に目の前で見る ことができるのでおすすめです。 |
500円 | 400円 | 付き添いは無料 |
さわる(touch) | イルカに触ったり握手やキスできるプランです。 | 5000円 | 5000円 | 所要時間30分 レンタル器具込み |
およぐ(swim) | 一緒にイルカと泳ぐことができるプランです。 | 9000円(60分)(3/15~10/31) 5000円(30分)(11/1~3/14) |
レクチャー20分 体験40分 |
シーズンによってはイルカに餌をやる体験も
私が両親をつれて、このドルフィンファームを訪問したのは暖かい3月13日でした。申し込みをしたプログラムは、500円の「watch」というプログラム。
近くでイルカを見るだけでも、十分楽しめるだろうと思ったからです。
桟橋へ降りると、好奇心が旺盛なイルカたちはグングン近づいてきました。
もうそれだけで、両親は大興奮です。
しばらくするとトレーナーがやってきて、「こんにちわ」と明るく挨拶して、「これから餌をやります。ちょっとした芸なども披露するので、楽しんで下さいね」と、さわやかに話かけてくれました。
その様子を見ていると、今度は若い女性のトレーナーもやってきて、「今のシーズンだけ、プラス500円で、イルカたちに餌をやることができますけど、体験してみませんか?」と、こちらもさわやかにニコッと笑いかけてきました。
その笑顔につられてように、親父は500円を出してイルカへの餌やりの初体験をしたのでした。
※注)この500円で餌をやる体験ができるのは、イルカの状態とか、お客様の入り具合とか、季節とか、様々な要因が重なって、トレーナーさんの判断で、たまたま体験できたとのことでした。いつもできるわけではないそうなのであしからず。
イルカを見るだけでも十分に満足できる「しまなみドルフィンファーム」
ドルフィンファームの体験料金は、3種類に分かれていて、TOUCHとSWIMという「イルカと触れ合ったり、一緒に泳いだりできる」というメニューは、「やっぱりこのくらいはするよね」と、思ってしまう料金です。
ですが、見るだけのWATCHだけでも十分に楽しめます。
イルカの泳いでいるビーチは5か所くらいに分かれています。
そして、トレーナーさん曰く、「昼から3回餌をやらなければいけないんですよ~」ということです。
この日のイルカへの餌やりは、二人のトレーナーさんが行っていましたので、つまりは5か所×3回=15回の餌やりをしなければならないということです。
つまり、昼ぐらいからいくと、どこかで大体は餌やりをしているのを見ることができるということになるのです。
個人的には旭山動物園よりもおすすめかも
私は、北海道の「旭山動物園」にも行ったことがありますが、あの有名な北海道の「旭山動物園」では、モグモグタイムはすごい人だかりで、全然見ることができないし、しかも数時間に一回のモグモグタイムです。
正直評判ほど、旭山動物園は楽しめませんでした。
それに対して、このしまなみ海道にあるイルカの施設、しまなみドルフィンファームでは、ほとんどずっと、いつでもモグモグタイムを、目の前で見ることができるのです。
旭山動物園よりもよほどお薦めです。これは、お子様に是非見せてあげたらいいと思うのですよ。