しまなみ海道で「ママチャリ」の電動自転車をレンタル
しまなみ海道では、「ママチャリ」型の電動自転車をレンタルできます。
ただし、広島県側の出発地「尾道」と、愛媛県側の出発地「今治」とでは、少しレンタルの状況が異なります。
尾道と今治、それぞれ「ママチャリ型電動自転車」をレンタルできる場所は限られていますので、注意して下さいね。
尾道側で「ママチャリ」の電動自転車をレンタルする場合
尾道側で「ママチャリ」の電動自転車をレンタルできるのは、以下の3か所になります。
広島県側 | レンタサイクルステーション | 営業時間 |
---|---|---|
尾道 | 尾道港(駅前港湾駐車場) おすすめ |
7:00~19:00 |
生口島 | 瀬戸田観光案内所 | 9:00~17:00 |
尾道市瀬戸田サンセットビーチ おすすめ |
9:00~17:00 |
尾道側で電動自転車をレンタルする場合の問い合わせは、「しまなみジャパン」という、尾道側のレンタサイクルを、総括している団体になります。
問い合わせ:しまなみジャパン TEL 0848-22-3911
今治側で「ママチャリ」の電動自転車をレンタルする場合
今治側でママチャリ型電動レンタサイクルを借りる場合は、
愛媛県側 | レンタサイクルターミナル | 営業時間 |
---|---|---|
今治 | サンライズ糸山 おすすめ |
8:00~20:00 (4月~9月) 8:00~17:00 (10月~3月) |
今治側で電動自転車をレンタルする場合の問い合わせは、「サンライズ糸山」という、今治側のレンタサイクルを、総括しているレンタサイクルターミナルになります。
問い合わせ:サンライズ糸山 TEL 0898-41-3196
「ママチャリ」の電動自転車をレンタルする場合の料金
「ママチャリ」の電動自転車をレンタルする場合の料金は、尾道も、今治も同じです。
- 「ママチャリ」電動自転車のレンタル料金:1500円
- 保証料:1000円
この「保証料」は、電動自転車をレンタサイクルターミナルへ返却した場合に、戻ってきます。
「ママチャリ」の電動自転車は、乗り捨てできないので注意
「ママチャリ」の電動自転車をレンタルする場合の注意点があります。
それは、「電動自転車は乗り捨てできない」ということです。
しまなみ海道のレンタサイクルには、独特なルールがあって、一般の自転車であれば、しまなみ海道の中にある、13か所のレンタサイクルターミナルで、自転車を返却できる「乗り捨て」という方法があります。
この、レンタサイクルの「乗り捨て」というシステムがあるおかげで、
- 尾道でレンタサイクルを借りて、今治までサイクリングをして、今治でレンタサイクルを乗り捨てて、松山まで電車で行って道後温泉に入って、飛行機で東京に戻る。
- 大阪からフェリーで今治へ入り、今治でレンタサイクルを借りて尾道まで行き、尾道でレンタサイクルを乗り捨てて、広島まで行って平和記念公園に行く。
なんてルートも可能になるわけです。
ところが、「ママチャリ」の電動自転車をレンタルする場合は、乗り捨てができないので、このようなルートがとれません。
電動自転車の場合は、必ず、借りたレンタサイクルターミナルまで、戻ってくることが必要です。
つまり、レンタサイクルで、しまなみ海道の縦断はできないのです。
注意して下さいね。
しまなみ海道のレンタサイクルターミナルについては、別ページで詳しく紹介していますので、参考にしてくださいね。↓↓↓
尾道側と今治側では、ママチャリ型電動レンタサイクルの借りられる時間に違いがあるので注意
ママチャリ型電動レンタサイクルの借り方と返し方について、尾道側と今治側で、差があるので注意が必要です。
項目 | 尾道側 | 今治側 |
---|---|---|
レンタル料金 | 1500円 | 1500円 |
保証料 | 1000円 | 1000円 |
利用可能時間 | 制限なし | 制限あり(6時間) |
乗り捨て | 不可 | 不可 |
電話予約 | 可 | 可 |
走行可能距離 | 40kmくらい | 40kmくらい |
予備バッテリ | なし | なし |
今治側で借りた場合は6時間しか借りられないので注意
今治側で、ママチャリ型電動自転車をレンタサイクルで借りた場合、6時間しか借りることができません。
尾道側で借りた場合は、この6時間しばりはありません。
なぜ、今治側は6時間しばりがあるのかというと、「条例で決まっているから」、だそうです。
この6時間縛りというのが、あとで説明する、コース選定のときに、かなり重い制約になってきます。(あとで詳しく説明します。)
ママチャリ型電動自転車のレンタサイクルには、予備バッテリーは無いので注意しよう。
ママチャリ型電動自転車のレンタサイクルについては、尾道側も今治側も、予備バッテリーの貸し出しはないそうです。
このバッテリーの航続距離は、約40km
つまり、あらかじめ片道20kmのコース選定をしておかないと、帰りは「電動アシストのない重い自転車」を、漕いで帰ってくる必要が出てくるということになるのです。
注意しましょうね。
尾道側で電動自転車をレンタサイクルした場合は、いろいろなコース設定ができる。
尾道側で電動自転車をレンタサイクルした場合は、航続距離が約40kmとしても、いろいろなコース設定ができます。
なぜなら、航続距離には制限があっても、時間的な制約は「その日のうちに返せばいい」という制約だけだからです。
尾道側のレンタサイクルの貸し出し時間は、尾道駅前であれば、朝の7時から夜の7時まで。
つまり、12時間あるので、例えば見どころの多い「伯方島」へフェリーで渡ってしまって、伯方島や大三島などをサイクリングして、帰りもフェリーで帰ってくるなんてことも可能なのです。
ところが、これが今治側になると、そうはいきません。
なんといっても、今治側では「6時間」という縛りがあるので、6時間縛りと航続距離40kmという縛り出てくるため、思い通りのコース設定ができないということになるのです。
「ママチャリ」は嫌だ。カッコいい電動自転車のレンタルはないの?
普段あまり自転車に乗っていない会社の先輩が、
という声を聞きました。
きっと、このように思っている方も、沢山いらっしゃることと思います。
ということで、ここからは、最近開始された、「カッコいい電動自転車のレンタル:Eバイクアクション」について紹介したいと思います。
しまなみ海道では、カッコいい電動自転車のレンタル「Eバイクアクション」を試行中(2020年7月まで)
Eバイクアクションとは、以下のように紹介されています。
引用:cyclistより
「E-BIKEアクションしまなみ」はe-BIKEの魅力を多くの人に伝え、e-BIKEの利用促進を図るプロジェクト。「しまなみ海道でのe-BIKEの利用促進」というエリアを限定した取組みではなく、同プロジェクトを起点に、全国的なe-BIKEの普及促進を図り、サイクリスト人口の増大につなげる高い目標を掲げたプロジェクトとなる。
この「Eバイクアクション」。アクション期間中は、「多くの人にEバイク(電動付き自転車)」の魅力をしって欲しいということで、割安で「カッコいい電動自転車」をレンタルすることができます。
カッコいい電動自転車で、しまなみ海道のサイクリングを体験してみたいという方は、このアクション期間中に体験してみては、いかがでしょうか。
サイト管理人2ka-tsuka(つか・つか)が、早速Eバイクアクションを体験してきました。注意点なども紹介していますので、参考にしてみて下さいね。↓↓↓
ロードバイクの有名メーカー「ジャイアント」でも電動自転車をレンタル
世界のロードバイクのトップメーカー、「ジャイアント」も、この「Eバイクアクション」に参加しています。
「ジャイアント」は、「尾道」と「今治」にショップがあり、公共のレンタサイクルよりも、レベルの高い自転車をレンタルしてくれます。
このジャイアントストアも、Eバイクアクションに参加しています。
ただし、公共のレンタサイクルターミナルの電動自転車のレンタル価格と比較すると、若干お高め。
だけど、ジャイアントの場合、公共のレンタサイクルとは違った、Eバイクアクションの魅力があります。
それは、「ジャイアントの電動自転車は、1泊2日でもレンタルできる」ということです。
ジャイアントの電動自転車をレンタルすれば、楽々しまなみ海道を往復できる。
公共のレンタサイクルターミナルの場合、電動自転車の貸し出し時間には制限があります。
ところが、ジャイアントストアの場合、一泊二日の電動自転車のレンタルも可能です。
つまり、ジャイアントストアであれば、電動自転車をレンタルして、楽々しまなみ海道を往復できるということなんですね。
5時間 | 7000円(通常) 5000円(Eバイクアクション期間) |
---|---|
日帰り | 10000円 |
一泊二日 | 16000円 |
追加料金(/日) | 8500円 |
追加料金(/時間) | 2300円 |