しまなみ海道のファミリー向けの魅力トップ
しまなみ海道のファミリー向けの一番の魅力はなんでしょう?
私はすでにしまなみ海道へは30回以上サイクリングへ行っています。その体験に基づいて、「しまなみ海道のファミリー向けの魅力トップ3を紹介したいと思います。
第3位:島の人が暖かい
しまなみ海道の島の住民の方は、素朴で暖かい方が多いです。特に、サイクリングをしている人に対しては、島全体でサイクリストを歓迎しようという機運があるので、特に優しく接してくれます。
近くに地元住民の方がいれば、「こんにちわ」と声を掛けてみて下さいね。
「みかんを持っていきな」と地元のおじちゃん
第2位:スイーツやグルメがおすすめ
しまなみ海道は瀬戸内海の温暖な気候にあるので、柑橘類を使ったスイーツがおすすめです。
特にしまなみ海道の真ん中にある生口島は、日本の国産レモンの発祥の地で、この国産レモンを使った、安心できるスイーツの美味しいお店が沢山あります。また、瀬戸内海の激しい潮流の中で育った魚を使った海鮮丼やしまの無農薬野菜を使った料理などのグルメもおすすめです。
第1位:最高に気持ちのいい海の上を渡る体験
しまなみ海道のファミリー向けの一番の魅力は、私は、なんといっても海の上を渡る橋だと思います。
海の上を自転車でサイクリングする経験なんて、なかなかできるところはありません。
しかも、その橋は自転車専用道路(歩行者と125cc以下のバイクは可)で、車は走っていないので、小さなお子様連れでも、安心して走ることができます。
是非、橋から海を眺めて、島の間を流れるうずしおや、海峡をわたる風や、柑橘類の花の匂いなど、ファミリーで感じて欲しいと思うのです。
しまなみ海道をサイクリングするファミリーにおすすめの走行距離は?
しまなみ海道をサイクリングする場合、ファミリーにおすすめの走行距離はどのくらいでしょう?
サイクリングするときの平均時速は、雑誌などを見ると、平均時速20km/h~30km/hなどといった記述もありますが
しまなみ海道をお子様連れのファミリーでサイクリングする場合は、そんなに早く走れません。
ファミリの場合、一日40km~50kmの
走行距離で予定を。
休憩時間や写真を撮る時間などを考えると、平均時速5km/h~10km/hくらいで計算するのがよいのではないかと思います。
ですので午前10時くらいから午後4時くらいまで、6時間のしまなみ海道のサイクリングを楽しむとすれば、ファミリーサイクリングでの一日の走行距離は、30km~60kmということになります。
そこであいだをとって、40km~50kmの走行距離を考えた場合、どのようなコースがおすすめか考えてみましたので、紹介したいと思います。
尾道出発ファミリー向けのしまなみ海道おすすめコース
走行距離:片道約25km 往復約50km
尾道出発の場合のしまなみ海道のファミリー向けに、私がおすすめするコースは、尾道から生口島の瀬戸田へ渡り、瀬戸田から出発して、伯方島のドルフィンファームを目指すルートです。
尾道のポートターミナルからは船で、生口島の「瀬戸田港」へ渡ります。
尾道から生口島へ直通の船
この瀬戸田港で船を下りサイクリング出発です。多々羅大橋を渡り、大三島の「サイクリストの聖地」多々羅しまなみ公園を目指します。
大三島の多々羅しまなみ公園で一休みしたあと、隣島の伯方島の「ドルフィンファームしまなみ」が最終の目的になります。
このルートで瀬戸田~ドルフィンファームまで、往復概ね50kmです。
ファミリーには是非多々羅大橋の「鳴き龍」を体験してもらいたい。
多々羅大橋は、しまなみ海道に掛かる7つの中でも、来島海峡大橋とともに、橋からの眺めを満喫できる橋です。
「え、しまなみ海道の橋ってどこからでも海を楽しめることができるんじゃないの?」と思う方も居るかと思いますが、実は橋によっては、トンネルのような橋だったり、橋の真ん中を走って、あまり海が見えなかったりなど、橋からの海の風景を楽しめない橋もあるのです。
トンネルのような橋もあります。(因島大橋)
そのような橋の中で、多々羅大橋は、橋の姿が美しいとともに、一番海側をサイクリングロードが走っているため、海の風景を十分に満喫できる、ファミリーへのおすすめの橋なんです。
そして、多々羅大橋で更にファミリーにおすすめなのは、「多々羅鳴き龍」です。この「多々羅鳴き龍」は、多々羅大橋の立塔で、すばらしい反響を楽しむことができる場所なんです。
お子さんに是非体験させてあげて下さい。
小さなお子様連れには、お子様が楽しんでくれること間違いありません。是非、多々羅大橋をサイクリングするときは、海の風景とともに、この「多々羅鳴き龍」を、お子様に体験させてあげて下さいね。
橋から見る海の風景を楽しみましょう。